2015-06-02 第189回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
○参考人(田村修二君) お答えいたします。 北海道と全国各地の間を結ぶ物流において、陸上輸送のシェアでございますけれども、北海道発着とも約四割、四百五十万トンでございます。 北海道発の貨物といたしましては、農産品、乳製品、紙製品等、多岐にわたる物資が全国の消費地に向けて発送されております。その中でも、特に北海道から関東、関西地区に発送されます農産品の鉄道シェアは非常に高く、特にタマネギでは約七割
○参考人(田村修二君) お答えいたします。 北海道と全国各地の間を結ぶ物流において、陸上輸送のシェアでございますけれども、北海道発着とも約四割、四百五十万トンでございます。 北海道発の貨物といたしましては、農産品、乳製品、紙製品等、多岐にわたる物資が全国の消費地に向けて発送されております。その中でも、特に北海道から関東、関西地区に発送されます農産品の鉄道シェアは非常に高く、特にタマネギでは約七割
○参考人(田村修二君) お答えいたします。 当社は、先ほど太田先生に申し上げたとおり、平成二十八年度で鉄道事業部門の黒字化、それから平成三十年に経営の自立ということを目指して頑張っております。 課題といいましょうか、やはり景気動向とか災害の影響を受けやすいという側面も持っておりますし、国鉄から引き継いだ老朽車両まだまだたくさんございますので、こういうことにも意を用いながら、モーダルシフトの流れは
○参考人(田村修二君) お答えをいたします。 JR貨物、弊社では完全民営化に向けた足掛かりといたしまして、平成三十年度における経営の自立達成を目標といたしました経営自立計画を平成二十三年度に策定をいたしまして、現在取り組んでおるところでございます。また、その枠組みの中で、平成二十六年度からの三か年計画、中期経営計画二〇一六を作成をいたしました。 弊社の経営成績は景気動向とか災害の影響を受けやすく
○田村参考人 先ほど申し上げましたように、私どもは、平成三十年度で経営自立をするという計画をつくっておりまして、現在は中期計画二〇一六で、鉄道事業の黒字化ということを平成二十八年度に達成するという目標で邁進しておるところでございます。 一年目を過ぎまして、足場はできた、モーダルシフトの流れは、トラックドライバー不足等の構造的な問題を受けて、きちんと顕在化してきておると思います。 ただし、課題といたしまして
○田村参考人 JR貨物につきましては、国鉄の分割・民営化で発足しておるわけでございますが、一連の閣議決定におきまして、経営基盤の確立等条件が整い次第、完全民営化するということで一括整理されております。 弊社では、完全民営化に向けた足がかりといたしまして、平成三十年度における経営の自立達成を目指したいわば長期的な経営自立計画を平成二十三年度に策定いたしまして、現在取り組んでおるところでございます。
○説明員(田村修二君) お答えいたします。 アースイヤー92ということで、ことしは特にリオで地球サミットが開かれるというのも兼ね合わせまして、環境庁としてはことしをアースイヤーとしてできるだけ多くの市民の方々、それからNGOの団体の方々、さらに今までいろいろな協力をしていただいている方々にも御参加いただいて、地球環境を考えるというような形での環境月間を考えていくということでことしはやっております。
○説明員(田村修二君) ゴア上院議員が提案したということで、かなり大きなお金のフローを先進国から途上国に移していこうと。そういうような形で世界経済全体がしっかり環境問題に対応できるようにしていこうという構想だと存じ上げておりますが、それに関しましては、それ以外のいろいろな提案も現在UNCEDの国際会議の場でされております。そういうことですので、これからリオまでの間に、いろいろな提案のうち、どれが一番
○田村説明員 先月発表されました第二次酸性雨対策調査の中間取りまとめについて、簡単に申し上げます。 現在、酸性雨調査に関しましては、第一次ということで昭和五十九年から六十二年度の結果を得ておりますが、その上で、次の五年間ということで第二次の酸性雨調査を行っております。 第二次の酸性雨調査の中間報告としての現在までの知見としましては、全般的に欧米と同じほどの酸性の雨が降っているということがまず確認
○田村説明員 もう少々細かく御説明申し上げますと、酸性雨の実態ということで、現在第二次調査ということで酸性雨の実態把握ということでやっておりますが、現在一番の問題が、次第次第に範囲が広くなっているという点がございます。 一つは土壌の関係ということで、ヨーロッパと日本というのは基本的には同じ土壌であるという大きな見方もありますが、片やヨーロッパ系ではかなり酸性に弱い土壌である、日本では非常に酸性に強
○田村説明員 ただいま御質問の添加剤の性質に関するもの、それからそれがどのくらい有効に脱税防止に役立つかという点に関してちょっと御説明申し上げます。 私どもは、現在、違った油種がまざったときに、それがまざったということが簡単に判明できる方法はないだろうかということで、かなりいろいろな面からの検討をしております。現実に今回の軽油の異物混入防止対策に関係いたしましては、検討委員会というのを昨年三月に設置
○田村説明員 先生今御質問の、電力に並んで大きなウエートを占めているという燃料の関係、お答えいたします。 特に、農業用の燃料といたしましては、現在、A重油というものがたかれておりますが、日本の産業全体で消費されているA重油のうちの約二五、六%という非常に高いウエートを実は農林水産業で消費していただいております。そういう点では、石油産業にとっても非常に大切な需要家であるという点がございます。したがって
○説明員(田村修二君) いまの、非常に低いレベルの放射線による人体に対する影響をどういうふうな形で科学的に実証していくかというのは非常にむずかしい問題でございまして、先生の御指摘のとおりでございます。 その点で、科学技術庁の放射線医学総合研究所でも、各種の動物をその研究目的に合わせて、できるだけ寿命の長い研究が必要なときには寿命の長い動物を、それから、短くて世代交代が必要な場合には短い動物をというようなことで
○説明員(田村修二君) いま放射能、放射線の単位がそれぞれキュリーとかラド、レムと非常に耳なれない言葉で単位が表現されているということで、私どももそれは通常気になっておるわけですけれども、放射線に関係する単位としてそれぞれに違った量を実はあらわしているわけなのです。 御説明自身がちょっと専門的になって非常に恐縮なんですが、キュリーというのは放射能の強さというものをあらわしていまして、それからラドというのは